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S大学の文学部でジャーナリズムについて学んだ気になってるタイプの結構悲惨な学生だったりするですね。

2012年7月30日月曜日

政治の話



新しい指導体制が誕生したとき、洋の東西を問わず、またその組織の種類やサイズの大小に関係無く、一般論としていえることがあります。それは、その新政権が、二つの矛盾する課題を果たす事を要請されているという事です。

一つは、過去との連続性ですね。特に前指導体制のもとで既得権益を享受していたグループにおいて、この種の要請が強いです。このグループのこのような要請を無視すると、新政権は明示的・黙示的に抵抗され、仕事を上手く進めえないばかりか、極端な場合彼らの反乱によって権力の座から引きずり下ろされてしまうのです。
したがって、賢明で用心深い新指導者であれば、たとえリップサービスの形であれ前任者の政策を継承する事を約束する事を怠りません。

そしてその傍ら、新任者はまず己の権力基盤を硬め、それが十分固まった後に自己独自のカラーをだしていきます。これが通常行うやりかたであり、自己の任期が長く余裕があると考える者は、よりそれを行う傾向が強いですね。

しかしながら、新任者にはもう一つの課題が突きつけられています。それは、新機軸を打ち出して欲しいという期待です。
指導者の交替によって過去との非連続が全く生まれない、即ち際立った変化が見られないとなれば、それは一体何の為の交替だったのか。既得権益にあずかることの少なかった層にこの傾向が強いです。
アメリカや日本でもそうですね。指導者交替に多大な変化を期待しがちというのはあります。
そして、その期待は新指導者も同じです。指導者本人の個人的な野心ですね。前任者とは一味も二味も違った革新的な人なのだと印象づけたいはずです。よほどシニカルな人で無い限りね。そして新しいポストに就任すると、もう怖いもの知らず。自らの熱意や努力があれば自分のまわりを取り巻く壁など大したものじゃない!と過小評価してしまう。
当然その新しいアイデアが成功すればよいのですが、壁にぶつかり頓挫してしまった場合はもう目も当てられません。一転して臆病になり、結果としてなにもしない指導者に成り果ててしまう事もあります。

さて、指導者の敵は内側だけではないのです。 外にも山ほどいます。
国のトップであれば、地理、歴史、国民的な性格、思想。その他多くの国内事情を把握しつつ、刻々と変化する国際環境の中で、リーダーシップを振るわねばならないのです。渡り合わねばならないのです。
さて、今の日本の政権はどうでしょう?
国が国民に何をしてくれるかではなく、国民が国の為に何が出来るかを考えよ。

きちんと選挙には行きましょう。



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